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食べる読書会 モチモチの木

13 時間前
読了時間: 3分



「モチモチの木、知っている人?」


全員が、手を挙げる。


「栃の実見たことある人?」


しーん。


「栃餅食べたことある人?」


ふたり。



小学三年生の国語で習った、モチモチの木。

しかしそれが、栃の木であることを知る人は、いったいどれくらいなのだろう。


日帰り長野。栃の実を拾い、恵比寿へと、持ち帰る。


つやつやの栃の実に、大人も子供も興味津々。


囲炉裏を囲み、朗読し、ぱちぱちと、餅を焼く。



今回は、小谷のつちのいえの栃餅だ。

去年、あやかさんからアク抜きを教えていただいた。


一緒に焼いたは、諏訪湖沿いの降幡もち屋のまめもちだ。

(ここの大福が大好物。)



あ!灰に入っちゃった!

大丈夫ですよ、はたけばいいんです。


はしに餅がひっついた!

素手でひっくり返せばいいんです。


自在鉤にはあんこの入った鍋を吊るし。



モチモチの木の、本の名前は覚えていても、

その内容は覚えていない人も多いだろう。


改めて読み、これはまさに、今私が見ている世界であった。

山の民の暮らし。猟師のじさま、そこにある、山の神様の存在に。

ものすごい解像度で迫ってきた。


どんなに弱虫まめ太でも、大切な人を守りたい時に、

人は勇気を出して立ち向かえる。やさしさは、つよさである。


マメとは長野や東北では、元気という意味だ。古民家七代の永子ちゃんと、豆餅作りをしたときに、

教えてもらったのだった。


なぜ主人公がマメ太という名前なのか。弱虫まめ太。


だからこそ、そこにまめとつけたのかなと思いながら。


大人のための副読本は、栃と餅。私にとってのバイブルです。

山に入る時のは虎魚を持って。


絵本も、改めて大人になって読むといいものです。発見が、いっぱいです。


いつだって、人との出会いが私の知識を増やしてくれる。

ものすごい、解像度で読めたのもそのおかげ。みなさんいつも、ありがとう。





栃餅食べてみたいので申し込みました。

そんな親御さんが多くて嬉しく。


質問タイムも、こどもよりも親の方が食い入るように話はとまらず。

そして、いろんな人の栃餅を、紹介していきたいなと思いました。


食べる読書会、「モチモチの木」と、前回は、「なめとこ山の熊」でした。

共催したい方、ぜひ声をかけてくださいね。


実は密かな夢だった、朗読と、囲炉裏端を囲んでの対話の場。

どちらも同時に叶えられた、嬉しい嬉しい時間でした。

場を用意いただいた奈緒さん、景丘の家のみなさん、ありがとうございました。




「生でも食べてみたい。」

「ほんと?にがいぞー」


おっかなびっくり、全員味見。



「にがーい!」

それもまた、良き学び。


それを、なんとかして、食べられるようにしてきた先人たちの知恵に、脱帽です。


苦いひと切れ、お父さんにお土産に持って帰るそうでした笑

 
 
 

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